新しいiPad Proの購入を検討しているけれど、10.5インチモデルと11インチモデル、どっちがいいんだろう?と悩んでいませんか? 今回は、そんな「ipad pro 10.5 と 11 の 違い」について、分かりやすく、そして詳しく解説していきます。どちらのモデルがあなたの使い方に合っているのか、このページを読めばきっとスッキリするはずです!
デザインと画面サイズ:実はそんなに変わらない?
まず、一番見た目に分かりやすい「デザインと画面サイズ」から見ていきましょう。 この二つのモデルの最も大きな違いは、画面の物理的なサイズだけではなく、ベゼルの太さにあると言えます。 10.5インチモデルは、比較的ベゼルが太めなので、本体サイズはそれなりに大きくなります。一方、11インチモデルは、ベゼルがスリムになったことで、画面サイズは大きくなっているにも関わらず、本体サイズは10.5インチモデルとほとんど変わらない、むしろ若干コンパクトになっているという驚きの結果なんです!
具体的に見てみると、
- 10.5インチモデル:本体サイズは約 250.6 x 174.1 x 6.1 mm
- 11インチモデル:本体サイズは約 247.6 x 178.5 x 5.9 mm
となっています。こうして見ると、11インチモデルの方が若干幅広ですが、厚みは薄く、高さも抑えられていることがわかりますね。これは、11インチモデルがFace IDを搭載するために、ホームボタンがなくなり、画面全体をより広く使えるようになったためです。
例えるなら、10.5インチモデルは「少し余裕のある額縁に入った絵」、11インチモデルは「絵いっぱいに広がるモダンなキャンバス」のようなイメージかもしれません。どちらも美しい画面ですが、より没入感のある体験を求めるなら11インチモデルが有利と言えるでしょう。
ディスプレイ技術:Liquid Retina vs Retina!
次に、画面の「ディスプレイ技術」に注目してみましょう。 10.5インチモデルは「Retinaディスプレイ」を搭載していますが、11インチモデルではさらに進化し「Liquid Retinaディスプレイ」が採用されています。この違いは、見た目の美しさや色の再現性に大きく関わってきます。
Liquid Retinaディスプレイの最大の特徴は、
- より広い色域: より豊かで自然な色合いを再現できます。写真や動画編集をする人にとっては、この違いは大きいでしょう。
- ProMotionテクノロジー: 120Hzのリフレッシュレートに対応しており、スクロールや描画が驚くほど滑らかになります。
- True Toneテクノロジー: 周囲の光に合わせて画面の色味を自動で調整してくれるため、長時間の使用でも目が疲れにくくなります。
一方、10.5インチモデルもRetinaディスプレイとして非常に高品質ですが、Liquid Retinaディスプレイほどの最新技術は搭載されていません。しかし、日常使いや一般的な用途であれば、十分すぎるほどの美しさを持っています。
どちらが優れているかというと、もちろんLiquid Retinaディスプレイ搭載の11インチモデルですが、価格とのバランスを考えると、10.5インチモデルでも満足度は高いはずです。自分の用途をよく考えて選ぶのが大切ですね。
パフォーマンス:処理能力はどちらが上?
「パフォーマンス」、つまりどれだけ速く、パワフルに動くかという点も、iPad選びでは重要なポイントです。 10.5インチモデルにはA10X Fusionチップが搭載されていますが、11インチモデルではさらに進化したA12 Bionicチップが搭載されています。
A12 Bionicチップは、A10X Fusionチップと比較して、
- CPU性能が向上
- GPU性能も向上
- 機械学習処理に特化したNeural Engine搭載
といった進化を遂げています。これにより、
- ゲームの動作がよりスムーズに
- 動画編集などの重い作業も快適に
- AIを活用したアプリの利用も可能に
なるなど、より高度な作業や最新のアプリを快適に使うことができます。普段からたくさんのアプリを同時に立ち上げたり、グラフィック性能を要求されるゲームやアプリを使ったりするなら、11インチモデルのパフォーマンスの高さは魅力でしょう。
Face ID vs Touch ID:認証方法の違い
次に、iPadのロック解除やアプリへのログインなどに使われる「認証方法」の違いです。 10.5インチモデルは、お馴染みの「Touch ID(指紋認証)」を搭載しています。一方、11インチモデルは、iPhoneでお馴染みの「Face ID(顔認証)」を採用しています。
それぞれの特徴をまとめると、
| Touch ID (10.5インチモデル) | Face ID (11インチモデル) |
|---|---|
| 指紋を登録すれば、ホームボタンを押すだけでロック解除。 | 顔を認識させるだけで、自動的にロック解除。マスクをした状態でも認識できる(アップデートによる)。 |
| 操作に慣れている人が多い。 | ハンズフリーで認証できるため、手が塞がっていても便利。 |
| ホームボタンがあるため、操作が直感的。 | ホームボタンがないため、ジェスチャー操作に慣れる必要がある。 |
どちらの認証方法が良いかは、個人の好みや使い方によって分かれるところです。Touch IDは長年使われている安心感がありますが、Face IDはより近未来的な便利さを提供してくれます。
Apple Pencilの対応:世代の違いに注意!
イラストを描いたり、メモを取ったりするのに欠かせない「Apple Pencil」。 実はこのApple Pencilにも対応する世代があり、10.5インチモデルと11インチモデルで使うApple Pencilが異なります。 これは、iPad Proのモデルによって、Apple Pencilの充電方法やペアリング方法が変わってくるため、非常に重要な違いです。
具体的には、
- 10.5インチモデル: 初代Apple Pencilに対応しています。充電はLightningポートに直接差し込んで行います。
- 11インチモデル: 第二世代Apple Pencilに対応しています。iPad Pro本体の側面にマグネットでくっつけて、ワイヤレスで充電とペアリングができます。
第二世代Apple Pencilは、側面のタッチセンサーで筆圧感知やダブルタップによる機能切り替えができるなど、使い勝手が格段に向上しています。もしあなたがApple Pencilを頻繁に使う予定なら、この対応する世代の違いは、iPad Pro選びの大きな決め手になるかもしれません。
ストレージ容量と価格:予算に合わせて選ぼう
最後に、iPad Proの「ストレージ容量」と「価格」についてです。 10.5インチモデルと11インチモデルでは、発売時期が異なるため、ストレージ容量の選択肢や価格帯にも違いがあります。
一般的に、
- ストレージ容量が大きくなるほど、価格も高くなります。
- 新しいモデル(11インチ)の方が、同容量でも価格は高めになる傾向があります。
- 中古市場やセールなどを利用すると、よりお得に購入できる可能性があります。
例えば、64GB、256GB、512GBといった容量が用意されていることが多いですが、動画や写真をたくさん保存したい、多くのアプリをインストールしたいという場合は、余裕のある容量を選ぶことをお勧めします。 あなたの予算と、どれくらいのデータを保存したいのかをしっかりと把握しておくことが、後悔しない選択に繋がります。
どちらのモデルを選ぶにしても、自分の用途に最適なストレージ容量を選ぶことが大切です。 そして、最新モデルである11インチモデルは、確かに高性能ですが、少し前のモデルである10.5インチモデルでも、まだまだ現役で十分活躍できる性能を持っています。価格とのバランスをよく考えて、賢く選びましょう。
いかがでしたでしょうか? ipad pro 10.5 と 11 の 違いについて、デザイン、ディスプレイ、パフォーマンス、認証方法、Apple Pencilの対応、そしてストレージと価格について詳しく見てきました。どちらのモデルも素晴らしいタブレットですが、あなたの使い方や予算に合った一台を選ぶことが何よりも大切です。この記事が、あなたのiPad Pro選びの参考になれば幸いです!