「sdxc と sd カード の 違いって、結局何が違うの?」そう思っているあなた、この記事を読めばスッキリ解決します!実は、この二つのカード、見た目は似ていても、性能や容量には大きな差があるんです。あなたのデジタルライフをより豊かにする、sdxc と sd カード の 違い を分かりやすく解説していきますね。
容量と速度:これが一番わかりやすい違い!
まず、sdxc と sd カード の 違い として最も分かりやすいのが「容量」と「速度」です。SDカードは、昔からある規格で、最大容量は32GBまで。一方、SDXCカードは新しい規格で、なんと最大2TB(テラバイト)という、とてつもない容量を誇ります。つまり、SDXCカードなら、高画質な写真や長時間の動画をたくさん保存できるわけです。
速度も大きく違います。SDカードは、一般的に最大10MB/s(メガバイト毎秒)程度の転送速度ですが、SDXCカードは最大で312MB/sといった高速なものもあります。これは、写真の保存や動画の読み込みが、驚くほど速くなることを意味します。例えば、RAW形式のような大きな写真データをたくさん撮るカメラマンや、4K・8Kといった高画質な動画を撮るYouTuberにとっては、 SDXCカードの高速性は必須 と言えるでしょう。
- SDカード:最大32GB、速度は遅め
- SDXCカード:最大2TB、速度は速い
互換性:古い機器で使える?
sdxc と sd カード の 違い を考える上で、互換性はとても重要です。結論から言うと、SDXCカードは、SDカード規格の後継なので、SDXCに対応した機器であればSDカードも使用できます。しかし、逆は必ずしも真ではありません。
古いSDカードスロットを持つ機器(例えば、古いデジカメやカードリーダー)では、SDXCカードを認識しない場合があります。これは、SDXCカードがより新しい規格であるため、古い機器がその容量や転送速度に対応できないからです。購入する前に、お使いの機器がSDXCカードに対応しているか、必ず確認しましょう。
互換性についてまとめると、以下のようになります。
| 機器 | SDカード | SDXCカード |
|---|---|---|
| SDXC対応機器 | 使用可能 | 使用可能 |
| SDカードのみ対応の機器 | 使用可能 | 使用不可の場合が多い |
用途:どんな時にどちらを選ぶ?
sdxc と sd カード の 違い を踏まえて、それぞれのカードがどんな用途に向いているのかを見ていきましょう。
まず、SDカードは、比較的容量を必要としない用途に適しています。例えば、
- 簡単な写真撮影(ブログやSNS用)
- 音楽プレーヤーへの音楽データ保存
- 古いデジカメでの利用
といった場合であれば、SDカードでも十分かもしれません。価格もSDXCカードに比べて安価な傾向があります。
一方、SDXCカードは、大容量・高速転送が求められる場面で大活躍します。
- 高画質なデジカメでのRAW撮影
- 4K・8K動画の撮影・編集
- アクションカメラでの長時間の撮影
- PCでの大容量データの一時保存
など、プロフェッショナルな用途や、最新のデジタル機器を最大限に活用したい方には、SDXCカードがおすすめです。
SDスピードクラス:速度の目安
sdxc と sd カード の 違い を理解する上で、「SDスピードクラス」というものも知っておくと便利です。これは、カードの最低書き込み速度を示す指標です。
例えば、「Class 10」という表示は、最低10MB/sの書き込み速度を保証していることを意味します。最近では、「UHSスピードクラス」という、さらに高速な規格もあります。UHS-I、UHS-II、UHS-IIIといった表記があり、数字が大きいほど高速です。特に動画撮影では、このスピードクラスが重要になってきます。
SDスピードクラスの主な表示は以下の通りです。
- C (数字): 例 C10 → 最低10MB/s
- U (数字): 例 U1 → 最低10MB/s、U3 → 最低30MB/s
UHSスピードクラス:さらに高速な規格
先ほど少し触れたUHSスピードクラスについて、もう少し詳しく見てみましょう。sdxc と sd カード の 違い において、このUHSスピードクラスは、特に動画撮影の性能に直結します。
UHS(Ultra High Speed)とは、SDカードの転送速度を高速化するための規格です。SDXCカードは、このUHS規格に対応しているものが多く、より快適なデータ転送を実現しています。
UHSスピードクラスには、以下のような種類があります。
- UHS-I:最大104MB/s
- UHS-II:最大312MB/s
- UHS-III:最大624MB/s
お使いのカメラや機器がUHS-IIに対応していれば、UHS-II対応のSDXCカードを使うことで、劇的に撮影や転送のスピードが向上します。
バスインターフェース:速度を支える土台
sdxc と sd カード の 違い の裏側には、「バスインターフェース」という、カードと機器の間でデータがやり取りされる「道」のようなものが関係しています。この道が広ければ広いほど、たくさんのデータを速く運ぶことができます。
SDカードのバスインターフェースには、主に「ハイスピード」と「UHS」があります。UHSスピードクラスが速いほど、より高速なバスインターフェースが使われています。
バスインターフェースの主な種類は以下の通りです。
- ハイスピード(High Speed)
- UHS-I
- UHS-II
- UHS-III
SDXCカードでは、UHS-IやUHS-IIといった高速なバスインターフェースが採用されていることがほとんどです。
Video Speed Class:動画撮影に特化した規格
sdxc と sd カード の 違い を、動画撮影の観点からさらに掘り下げてみましょう。「Video Speed Class」という規格は、まさに動画撮影のために作られたものです。
この規格では、最低書き込み速度が保証されており、高画質な動画(4Kや8Kなど)を途切れることなくスムーズに録画できるように設計されています。V6、V10、V30、V60、V90といった表示があり、数字が大きいほど高速です。
例えば、「V30」と表示されているカードは、最低30MB/sの書き込み速度を保証しており、4K動画の撮影に適しています。
Video Speed Classの主な表示と目安は以下の通りです。
| 表記 | 最低書き込み速度 | 推奨用途 |
|---|---|---|
| V6 | 6MB/s | フルHD動画 |
| V10 | 10MB/s | フルHD動画、一部4K動画 |
| V30 | 30MB/s | 4K動画 |
| V60 | 60MB/s | 8K動画、高フレームレート動画 |
| V90 | 90MB/s | 高ビットレート8K動画 |
Application Performance Class:アプリの動作速度も速くなる!
sdxc と sd カード の 違い は、単に写真や動画を保存するだけでなく、カードにインストールされたアプリの動作速度にも影響します。「Application Performance Class」は、カード上でアプリを動かしたときのランダム読み書き速度を保証する規格です。
A1やA2といった表記があり、A2の方がより高性能で、アプリの起動や動作がスムーズになります。スマートフォンでアプリをSDカードに保存して使う場合など、この規格が重要になってきます。
Application Performance Classの主な表示は以下の通りです。
- A1: ランダム読み込み 1,500 IOPS、ランダム書き込み 500 IOPS
- A2: ランダム読み込み 4,000 IOPS、ランダム書き込み 2,000 IOPS
(IOPS:Input/Output Operations Per Second、1秒あたりの読み書き回数)
sdxc と sd カード の 違い を理解することで、あなたのデジタル機器をより快適に、そして最大限に活用できるようになります。容量、速度、互換性、そして用途に合わせて、最適なカードを選んで、素晴らしい写真や動画ライフを楽しんでくださいね!