「ccクリーム」と「bbクリーム」、どっちを使ったらいいの?そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実は、この二つにはそれぞれ得意なこと、目指す仕上がりに違いがあるんです。今回は、そんなccクリームとbbクリームの違いを分かりやすく解説し、あなたの肌悩みにぴったりのアイテムを見つけるお手伝いをします。
ccクリーム vs bbクリーム:基本のキ
ccクリームとbbクリームの最も大きな違いは、その「目的」にあります。ccクリームは、肌の「色補正(Color Control)」に重点を置いており、肌の赤みやくすみをカバーして、透明感のある明るい肌に仕上げるのが得意です。一方、bbクリームは、肌の「欠点(Blemish Balm)」を隠すことに特化しており、シミやくま、ニキビ跡といった気になる部分をしっかりカバーし、まるで素肌がきれいなような、均一な肌色に整えます。
どちらのクリームにも、紫外線防止効果や保湿効果が含まれていることが多いですが、その「カバー力」と「仕上がり」に差が出ます。ccクリームは、薄づきでナチュラルな仕上がりを求める方、肌のトーンアップや色ムラを整えたい方にぴったりです。一方、bbクリームは、よりしっかりとしたカバー力を求める方、短時間でメイクを済ませたい方におすすめです。
どちらを選ぶか悩んだときは、あなたの肌悩みを考えてみてください。
- 透明感 を出したい、 くすみ をなくしたい → CCクリーム
- シミ や ニキビ跡 をしっかり隠したい → BBクリーム
ccクリームの得意技:光で飛ばす透明感マジック
ccクリームは、その名の通り「Color Control(色補正)」に特化したアイテムです。肌の悩みを隠すというよりも、光の反射を利用して肌を明るく、均一に見せることに長けています。例えば、
- 赤みやくすみ → 緑や紫系のパールで打ち消す
- 黄ぐすみ → 青系のパールで透明感をプラス
ccクリームのカバー力は、bbクリームに比べて控えめなのが一般的です。そのため、
- 洗顔後、化粧水や乳液で肌を整える
- ccクリームを薄く均一に伸ばす
- 必要であれば、コンシーラーで気になる部分をカバーする
ccクリームのテクスチャーは、軽やかなものが多く、肌に負担をかけずに伸ばしやすいのが特徴です。
| 仕上がり | ナチュラル、透明感重視 |
| カバー力 | 控えめ |
| 主な機能 | 色補正、トーンアップ |
bbクリームの頼もしさ:これ一本でベースメイク完了!
bbクリームは、「Blemish Balm(傷を癒す軟膏)」が元になっており、肌の気になる部分をしっかりカバーしながら、スキンケア効果も期待できる多機能なベースメイクアイテムです。
- ファンデーション
- コンシーラー
- 日焼け止め
- 美容液
bbクリームのカバー力は、ccクリームよりも一般的に高い傾向にあります。シミ、そばかす、クマ、ニキビ跡など、目立つ肌悩みを自然に隠してくれるので、まるで素肌がきれいかのような印象を与えることができます。
- 濃いシミ → 厚めに重ね塗り、またはコンシーラーを併用
- 赤み → 肌色を均一にするように丁寧に伸ばす
bbクリームを選ぶ際は、自分の肌の色に合う色を選ぶことが重要です。明るすぎる色を選ぶと白浮きしてしまい、逆に暗すぎる色を選ぶと顔色が悪く見えてしまう可能性があります。
| 仕上がり | カバー力重視、陶器肌風 |
| カバー力 | しっかりめ |
| 主な機能 | カバー、保湿、紫外線防止など |
ccクリームとbbクリーム:どちらを選ぶべき?
ccクリームとbbクリーム、どちらを選ぶかは、あなたの肌の状態やメイクの目的に大きく左右されます。もし、
- 肌のくすみが気になる
- 顔色をワントーン明るくしたい
- 素肌感を活かしたナチュラルメイクが好き
一方で、
- シミやくま、ニキビ跡などをしっかり隠したい
- 短時間でメイクを済ませたい
- カバー力のあるベースメイクが好き
近年では、ccクリームとbbクリームのいいとこ取りをしたような「ccクリーム&bbクリーム」や、さらに進化を遂げた「ddクリーム」「eeクリーム」なども登場しています。これらの製品は、色補正とカバー力の両方を兼ね備えたり、さらに高機能な美容成分を配合していたりします。
| 製品タイプ | 主な特徴 | こんな方におすすめ |
| CCクリーム | 色補正、透明感UP | くすみ、肌色ムラが気になる方 |
| BBクリーム | カバー力、時短 | シミ、ニキビ跡が気になる方 |
| CC&BBクリーム | 色補正&カバー | 両方の効果を求める方 |
ccクリームとbbクリームの使い分け
ccクリームとbbクリームは、それぞれ得意なことが違うため、目的によって使い分けることで、より理想的な肌に近づけることができます。例えば、
- 普段使いはccクリームで肌を明るく整え、気になる部分だけコンシーラーでカバー
- 特別な日はbbクリームでしっかりカバーしてから、必要に応じてパウダーで仕上げる
また、肌の状態や季節によっても使い分けることができます。
- 夏場は軽やかなccクリームで涼しげな印象に
- 乾燥が気になる冬場は、保湿力のあるbbクリームでしっとり仕上げる
| 季節 | おすすめアイテム | 理由 |
| 春夏 | CCクリーム | 軽やかな使用感、透明感 |
| 秋冬 | BBクリーム | 保湿力、カバー力 |
ccクリームとbbクリームの選び方:あなたの肌に合った一本を見つける
ccクリームもbbクリームも、様々なブランドからたくさんの種類が出ています。自分にぴったりの一本を見つけるためには、いくつかのポイントがあります。まず、
- 肌の色 :自分の肌色に合うか、白浮きしないか
- 肌質 :乾燥肌、脂性肌、混合肌など、自分の肌質に合ったテクスチャーか
- カバーしたい悩み :シミ、くすみ、赤みなど、何を一番カバーしたいか
また、製品のパッケージに記載されている「特徴」をよく読むことも大切です。
- 「SPF値」や「PA値」などの紫外線防止効果
- 「美容液成分配合」などのスキンケア効果
- 「オイルフリー」や「ノンコメドジェニックテスト済み」といった肌への優しさ
| チェックポイント | 確認すべきこと |
| SPF/PA | 紫外線防止効果の強さ |
| 美容成分 | 保湿、エイジングケアなど |
| 肌への優しさ | 無香料、無着色、パッチテスト済みなど |
まとめ:ccクリームとbbクリーム、賢く使い分けて理想の肌へ
ccクリームとbbクリームの違い、そしてそれぞれの魅力について解説しました。ccクリームは肌の透明感を高め、bbクリームは気になる悩みをしっかりカバーしてくれる、という特徴を理解すれば、あなたの肌悩みにぴったりのアイテムが見つかるはずです。
- 透明感、明るさを重視するならccクリーム
- カバー力、時短を重視するならbbクリーム
肌悩みに合わせたクリーム選びで、メイクの仕上がりは格段に変わります。ぜひ、この記事を参考に、あなたの肌をより美しく見せてくれるccクリームやbbクリームを見つけて、毎日のメイクを楽しんでください。