「レターパック ライト」と「レターパック プラス」、どちらも郵便局で使える便利な郵送サービスですが、一体何が違うのでしょうか？この二つの違いを理解することは、送りたいものや状況に合わせて最適な方を選ぶために非常に重要です。この記事では、「レターパック ライト と プラス の 違い」を分かりやすく、そして詳しく解説していきます。
サイズと厚みで決まる！レターパック ライトとプラスの基本
レターパック ライトとプラスの最も大きな違いは、送れる「厚み」にあります。ライトは厚さ3cmまで、プラスは厚さ3cmを超えても大丈夫という点が、まず基本となります。この厚みの違いが、そのまま送れる「もの」にも影響してきます。例えば、薄手の書類やカード類ならライトで十分ですが、少し厚みのある本や小ぶりな箱に入った商品などはプラスでないと送れない場合があります。 この厚みの制限を正しく理解することが、レターパック選びの第一歩です。
具体的に、送れるものの例をいくつか見てみましょう。
- レターパック ライトで送れるもの（目安）：
- 薄手の衣類（Tシャツ数枚程度）
- A4サイズの書類、パンフレット
- CD、DVD
- アクセサリー、小物
- レターパック プラスで送れるもの（目安）：
- 小型の箱に入った商品
- 厚めの本、専門書
- 少し厚みのある衣類
- 複数の書類をまとめたもの
ただし、重さについてはどちらも「4kgまで」という制限があります。厚みと重さ、この二つの条件を満たすものを選ぶことが大切です。
料金と配達方法：どこが違うの？
レターパック ライトとプラスでは、料金と配達方法にも違いがあります。まず、料金ですが、レターパック ライトは全国一律370円（2024年5月現在）、レターパック プラスは全国一律520円（2024年5月現在）です。この差額は、配達方法の違いに起因しています。
レターパック ライトは、郵便受けへの配達となります。つまり、宛先の郵便受けに投函されるため、不在でも受け取れるというメリットがあります。しかし、その分、紛失や盗難のリスクもゼロではありません。そのため、 追跡サービスはありますが、補償はありません。
一方、レターパック プラスは、対面での配達となります。受取人に直接手渡しされるため、より安全に届けることができます。こちらも追跡サービスは付いていますし、万が一の際の補償も、一定の範囲で適用される場合があります。
このように、料金と配達方法の選択肢があることを理解しておけば、どちらが自分のニーズに合っているか判断しやすくなります。
追跡サービスと補償：安心感を比較
レターパックの大きな魅力の一つは、どちらのタイプにも追跡サービスが付いていることです。これにより、荷物が今どこにあるのか、リアルタイムで確認することができます。これは、特に初めて送る相手や、大切なものを送る場合に、とても安心できるポイントですよね。
しかし、追跡サービスが付いているからといって、安心しきってはいけません。 レターパック ライトには、万が一の郵送事故（紛失や破損など）に対する補償がありません。 そのため、高価なものや、破損すると困るものを送る場合は、レターパック ライトは避けた方が賢明です。
対して、レターパック プラスは、対面配達ということもあり、より安全性が高いです。補償についても、一部適用される場合があります。もちろん、補償金額には上限がありますが、レターパック ライトに比べると、万が一の際の安心感は格段に高まります。
以下に、追跡サービスと補償についてのまとめを記載します。
| サービス | レターパック ライト | レターパック プラス |
|---|---|---|
| 追跡サービス | あり | あり |
| 補償 | なし | 一部あり（上限あり） |
購入場所と入手方法：どこで手に入る？
レターパックは、どちらも郵便局の窓口で購入することができます。ただし、レターパック ライトは、一部のコンビニエンスストアでも購入できる場合があります。プラスも同様に、一部のコンビニエンスストアで取り扱いがあることも。事前に確認しておくと、スムーズに購入できますよ。
また、郵便局のオンラインショップ「郵便局のネットショップ」でも購入可能です。自宅にいながらまとめて購入できるので、頻繁に利用する方には便利です。さらに、レターパックは、窓口で購入したその場で、宛名などを記入してそのまま投函できるのも大きなメリットです。
購入場所によって品揃えが異なる場合があるので、ご自身の都合の良い場所で探してみてください。
こんな時にどっちを選ぶ？シーン別活用法
「レターパック ライト と プラス の 違い」を理解したところで、次は具体的なシーンでどちらを選ぶのが最適なのかを見ていきましょう。
例えば、友人に薄手の本やCDを送る場合。厚さが3cm以内であれば、レターパック ライトで十分です。料金も安いですし、相手も不在でも受け取れるので便利です。
一方、ハンドメイドのアクセサリーや、少し厚みのある化粧品などを送る場合は、レターパック プラスがおすすめです。対面配達で安心ですし、多少の厚みがあっても問題なく送ることができます。
さらに、ビジネスで書類を送る際も、送る量や重要度によって使い分けることができます。大量の書類で厚みが出てしまう場合はプラス、少量の書類で期日までに確実に届けたい場合はプラス、といったように、状況に応じて判断しましょう。
状況に合わせて、最適なレターパックを選びましょう。
- 急いでいないし、安く送りたい場合： レターパック ライト
- 厚みのあるものや、少しでも安全に届けたい場合： レターパック プラス
- 追跡だけでなく、万が一の補償も欲しい場合： レターパック プラス
まとめ：賢く使い分けて、お得に郵送しよう！
「レターパック ライト と プラス の 違い」は、主に厚みの制限、料金、そして配達方法による安心感にあります。どちらも追跡サービスが付いており、全国一律料金で利用できる便利なサービスですが、送るものや重要度によって最適な選択肢は異なります。
この記事で解説した内容を参考に、ご自身の送りたいものや状況に合わせて、レターパック ライトとプラスを賢く使い分けて、お得で安心な郵送ライフを送りましょう！