iPad mini 2 と iPad mini 3 の 違いについて、一体何が違うのか、気になっている方も多いのではないでしょうか？実は、この二つのモデルの主な違いは、 Touch ID（指紋認証センサー）の有無と、カラーバリエーションの追加 、そして若干の内部的なアップデートにあります。どちらを選ぶべきか悩んでいるあなたのために、わかりやすく解説していきますね。
デザインと本体カラー：見た目の印象を左右するポイント
iPad mini 2 と iPad mini 3 のデザインは、一見するとほとんど変わりません。どちらもコンパクトで持ち運びしやすいサイズ感はそのままです。しかし、よく見ると、iPad mini 3 には新しいカラーバリエーションが追加されています。これは、個人の好みに合わせて選べる幅が広がる、嬉しいポイントですね。
- iPad mini 2: スペースグレイ、シルバー
- iPad mini 3: スペースグレイ、シルバー、 ゴールド
特にゴールドの追加は、iPad mini 3 の大きな特徴と言えるでしょう。上品で落ち着いた色合いなので、ビジネスシーンでもプライベートでも使いやすいカラーです。
もし、デザインやカラーにこだわりたいのであれば、 iPad mini 3 のゴールドは注目のオプション です。もちろん、以前からの定番カラーも健在なので、自分らしい色を選んでみてください。
Touch ID：セキュリティと利便性を格段に向上
iPad mini 2 と iPad mini 3 の最も重要な違いは、 Touch ID（指紋認証センサー）が搭載されているかどうか です。iPad mini 3 には、ホームボタンに Touch ID が搭載されており、指紋でロック解除やApp Storeでの購入などができるようになりました。
この Touch ID の登場は、iPad の使い方を大きく変えました。パスコードを入力する手間が省けるだけでなく、セキュリティも格段に向上します。特に、外出先でiPadを使うことが多い方や、頻繁にアプリを購入する方にとっては、非常に便利な機能と言えるでしょう。
| 機能 | iPad mini 2 | iPad mini 3 |
|---|---|---|
| Touch ID | なし | あり |
Touch ID は、iPad mini 3 を選ぶ大きな理由の一つ となります。パスコードを忘れてしまう心配もなくなりますし、素早くiPadを使いたい時には本当に重宝します。
ストレージ容量：保存できるデータ量で比較
iPad mini 2 と iPad mini 3 では、選べるストレージ容量にも違いがありました。どちらのモデルも、必要最低限の容量から、たくさんの写真や動画、アプリを保存できる大容量モデルまで用意されていましたが、iPad mini 3 では、そのラインナップに若干の変化が見られました。
- iPad mini 2 のストレージ容量：16GB, 32GB, 64GB, 128GB
- iPad mini 3 のストレージ容量：16GB, 64GB, 128GB（ 32GB モデルは廃止 ）
注目すべきは、iPad mini 3 では 32GB モデルがラインナップから外された点です。もし、32GB程度の容量がちょうど良いと考えている場合は、iPad mini 2 の方が選択肢として存在することになります。しかし、一般的には、後から容量不足に悩むよりも、最初から少し余裕のある容量を選んでおくことをおすすめします。
写真や動画をたくさん撮る方、ゲームをよくする方、たくさんのアプリを入れたい方 は、迷わず大容量モデルを選びましょう。iPad mini 3 では 16GB、64GB、128GB から選ぶことになります。
プロセッサーとパフォーマンス：日常使いでの体感差は？
iPad mini 2 と iPad mini 3 の内部的な違いとして、プロセッサーの性能も挙げられます。しかし、この点においては、 両モデルのパフォーマンスに劇的な差があるわけではありません 。どちらのモデルも、日常的なウェブ閲覧、メール、動画視聴、簡単なゲームなどを快適に行える性能を持っています。
iPad mini 2 には A7 チップが搭載されており、iPad mini 3 にも引き続き A7 チップが採用されています。そのため、アプリの起動速度や、複雑な処理を行う際の速度に大きな違いを感じることは少ないでしょう。 普段使いであれば、どちらを選んでも満足できるはず です。
- iPad mini 2: A7 チップ
- iPad mini 3: A7 チップ
ただし、最新のグラフィックが多用されるゲームや、高度な動画編集など、より高い処理能力を必要とする使い方をする場合は、後継機種の方が有利になる可能性はあります。しかし、iPad mini 2 と iPad mini 3 の間での差は、そこまで顕著ではないと言えます。
バッテリー駆動時間：長時間使いたいなら要チェック
iPad mini 2 と iPad mini 3 のバッテリー駆動時間は、どちらも公称で最大10時間（Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生、オーディオ再生）となっています。これは、Apple のiPadシリーズに共通する標準的なバッテリー性能です。そのため、 バッテリーの持ちに関しては、両モデルに大きな違いはありません 。
朝から晩まで、外出先でiPadを使い続けたいという方でも、安心して使用できるでしょう。もちろん、画面の明るさや、Wi-Fiの電波状況、バックグラウンドで動作するアプリなどによって、実際の駆動時間は変動します。 バッテリーを長持ちさせるためには、設定の見直しも有効 です。
例えば、画面の明るさを少し下げる、Wi-Fiに繋がらない場所ではモバイルデータ通信をオフにする、必要のないアプリのバックグラウンド更新を制限する、といった工夫で、さらにバッテリー駆動時間を延ばすことができます。iPad mini 2 と iPad mini 3、どちらを選んでも、この点は心配いらないでしょう。
カメラ性能：写真やビデオ撮影のクオリティ
iPad mini 2 と iPad mini 3 のカメラ性能も、実はほとんど変わりません。どちらのモデルも、背面に5メガピクセルのiSightカメラ、前面に1.2メガピクセルのFaceTime HDカメラを搭載しています。日常的な写真撮影や、家族とのビデオ通話には十分な性能と言えます。
| カメラ | iPad mini 2 | iPad mini 3 |
|---|---|---|
| 背面カメラ | 5MP iSightカメラ | 5MP iSightカメラ |
| 前面カメラ | 1.2MP FaceTime HDカメラ | 1.2MP FaceTime HDカメラ |
「とにかく綺麗な写真を撮りたい！」という方は、最新のiPadモデルを検討する方が良い でしょう。しかし、iPad mini 2 と iPad mini 3 の間で、写真のクオリティに大きな差が出ることはありません。お子さんの運動会で少し遠くから撮影したり、家族の思い出を記録したりする程度であれば、どちらのモデルでも満足できるはずです。
ビデオ撮影も同様で、HDビデオ撮影に対応しています。友人や家族とのビデオ通話で、顔をはっきりと見ながら会話できるのは嬉しいですね。
価格と入手方法：賢く手に入れるためのヒント
iPad mini 2 と iPad mini 3 の価格については、発売当時で比較すると、Touch ID の搭載やカラーバリエーションの追加などにより、iPad mini 3 の方が若干高価でした。しかし、現在ではどちらのモデルもApple Storeでの新品販売は終了しており、 中古市場での入手が一般的 となります。
中古市場では、モデルの状態やストレージ容量、販売店によって価格が大きく変動します。iPad mini 2 は、iPad mini 3 よりも古いモデルとなるため、一般的にはより安価に入手できる可能性が高いです。
- 新品での入手：基本的には困難
- 中古市場での入手：フリマアプリ、中古販売店など
価格を最優先するのであれば、iPad mini 2 が有力な選択肢 となるでしょう。一方、Touch ID の便利さを重視するなら、多少価格が高くても iPad mini 3 を探す価値はあります。購入前には、いくつかの販売サイトを比較検討し、状態の良いものを探すことをおすすめします。
また、中古品を購入する際は、バッテリーの劣化具合や、外装の傷なども確認しておくと安心です。 「安く手に入れたいけど、Touch ID も欲しい」という場合は、iPad mini 3 を根気強く探すのも一つの方法 です。
まとめ：あなたにとっての「買い」は？
iPad mini 2 と iPad mini 3 の違いをまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか？大きな違いは Touch ID の有無とカラーバリエーションということがお分かりいただけたかと思います。どちらのモデルも、コンパクトで使いやすいiPad miniシリーズであることに変わりはありません。 あなたの使い方や重視するポイントによって、最適なモデルは変わってきます 。
もし、手軽にiPad mini を体験したい、とにかく価格を抑えたい、というのであれば、iPad mini 2 が良い選択肢です。しかし、指紋認証の便利さや、より新しいモデルであることを重視するなら、iPad mini 3 を探してみるのがおすすめです。