「are」と「is」、どちらを使うべきか迷うこと、ありますよね？特に疑問文になると、さらに混乱しがちです。このページでは、「are」と「is」の基本的な違いから、疑問文での使い分けまでを、わかりやすく、そして楽しく解説していきます。 「are」と「is」の使い分けは、英語の基本中の基本。これをマスターすれば、自信を持って英語の疑問文を作れるようになりますよ！
主語によって変わる！「are」と「is」の基本ルール
「are」と「is」は、どちらも「be動詞」という仲間の動詞です。この「be動詞」は、主語（文の主役）が誰か、または何かがによって形が変わるんです。一番大切なのは、主語が「単数」か「複数」か、そして「一人称」「二人称」「三人称」のどれかを見分けることです。
「is」が使われるのは、基本的には主語が「単数」で「三人称」の場合です。例えば、「He is a student.（彼は学生です）」や「She is happy.（彼女は幸せです）」、「It is a book.（それは本です）」といった具合です。
一方、「are」が使われるのは、主語が「複数」の場合、または「二人称」の場合です。例えば、「They are friends.（彼らは友達です）」や「We are in the park.（私たちは公園にいます）」、「You are kind.（あなたは親切です）」のように使います。
- 主語が単数（一人・一つ）で三人称の場合 → is
- 主語が複数（二人・二つ以上）の場合 → are
- 主語が二人称（あなた・あなたたち）の場合 → are
疑問文での「are」と「is」：主語を前に出すだけ！
疑問文にするのは、実はとっても簡単！基本的に、「is」や「are」を主語の前に出すだけでOKなんです。例えば、「He is a student.」を疑問文にするには、「Is he a student?」となります。これで、「彼は学生ですか？」という意味になります。
同様に、「They are friends.」を疑問文にする場合は、「Are they friends?」となります。「彼らは友達ですか？」という意味ですね。このように、be動詞を前に出すだけで、相手に問いかける形になるのが疑問文の面白いところです。
ここで、いくつかの例文を見てみましょう。
| 肯定文 | 疑問文 | 意味 |
| She is a doctor. | Is she a doctor? | 彼女は医者ですか？ |
| You are busy. | Are you busy? | あなたは忙しいですか？ |
| They are ready. | Are they ready? | 彼らは準備ができていますか？ |
「What」を使った疑問文：「is」と「are」の使い分け
「What」（何）を使った疑問文でも、「are」と「is」の使い分けは同じルールに基づきます。主語が単数なら「is」、複数なら「are」を使います。
例えば、「What is your name?」（あなたの名前は何ですか？）では、主語は「your name」（あなたの名前）で、これは単数なので「is」を使います。一方、「What are those?」（あれらは何ですか？）では、主語は「those」（あれら）で、これは複数なので「are」を使います。
このように、「What」の後ろに来るbe動詞は、その後に続く「名詞」が単数か複数かによって決まるのです。
- What is this? (これは何ですか？) - 主語: this (単数)
- What are these? (これらは何ですか？) - 主語: these (複数)
- What is that? (あれは何ですか？) - 主語: that (単数)
- What are those? (あれらは何ですか？) - 主語: those (複数)
「Where」を使った疑問文：場所を尋ねる時の「is」と「are」
「Where」（どこ）を使って場所を尋ねる疑問文でも、主語の単数・複数によって「is」と「are」を使い分けます。これも基本的なルールは変わりません。
例えば、「Where is the station?」（駅はどこですか？）では、主語は「the station」（駅）で単数なので「is」を使います。対して、「Where are my keys?」（私の鍵はどこですか？）では、主語は「my keys」（私の鍵）で複数なので「are」を使います。
場所を尋ねるときも、誰に、または何に尋ねているのかを意識することが大切です。
- Where is your phone? (あなたの電話はどこですか？) - 主語: your phone (単数)
- Where are your parents? (あなたのご両親はどこですか？) - 主語: your parents (複数)
「Who」を使った疑問文：人を尋ねる時の「is」と「are」
「Who」（誰）を使って人を尋ねる疑問文では、少し注意が必要です。一般的に、「Who」が単数か複数か不明な場合や、一人を尋ねる場合は「is」を使います。しかし、複数人を尋ねる場合は「are」を使います。
例えば、「Who is that person?」（あの人は誰ですか？）では、単数人を尋ねているので「is」を使います。一方、「Who are those people?」（あの人たちは誰ですか？）のように、複数人を尋ねる場合は「are」を使います。
「Who is calling?」（誰が電話していますか？）のように、誰か一人だと推測される場合も「is」を使います。迷ったときは、文脈で判断しましょう。
「Who」を使った疑問文の例:
- Who is the president? (大統領は誰ですか？) - 一人を尋ねている
- Who are they? (彼らは誰ですか？) - 複数人を尋ねている
- Who is your teacher? (あなたの先生は誰ですか？) - 一人を尋ねている
「How」を使った疑問文：「are」と「is」の使い分け
「How」（どのように）を使った疑問文でも、主語によって「is」と「are」を使い分けます。例えば、「How is the weather?」（天気はどうですか？）では、主語は「the weather」（天気）で単数なので「is」を使います。
また、「How are you doing?」（調子はどうですか？）は、相手（あなた）を主語として尋ねているため、二人称で複数扱いにもなる「are」を使います。このように、「How」の後ろに来るbe動詞も、主語の単数・複数に注意しましょう。
- How is your family? (ご家族の調子はどうですか？) - 主語: your family (単数として扱うことが多い)
- How are your parents? (ご両親の調子はどうですか？) - 主語: your parents (複数)
「When」を使った疑問文：時を尋ねる時の「is」と「are」
「When」（いつ）を使った疑問文で、具体的な時を尋ねる場合、be動詞は主語の単数・複数によって決まります。例えば、「When is your birthday?」（あなたの誕生日はいつですか？）では、主語は「your birthday」（あなたの誕生日）で単数なので「is」を使います。
このように、「When」で時を尋ねる場合でも、主語が単数か複数かをしっかり見極めることが大切です。
| 疑問文 | 意味 | 主語 |
| When is the party? | パーティーはいつですか？ | the party (単数) |
| When are the holidays? | 休暇はいつですか？ | the holidays (複数) |
「are」と「is」の使い分け、そして疑問文での形は、慣れてしまえばとてもシンプルです。今日学んだことを復習しながら、たくさん英語の疑問文を作ってみてくださいね！