知っておきたい!quicpay と quicpay+ の 違いを徹底解説!

「quicpay」と「quicpay+」、名前が似ていてちょっと混乱しますよね?でも、大丈夫!この二つの違いを分かりやすく解説します。実は、 quicpay と quicpay+ の違い は、主に利用できるカードの種類と、それに伴う一部機能の違いにあります。

quicpay と quicpay+ の基本的な違い

まず、quicpayは、JCBが提供する非接触型電子マネーサービスです。スマートフォンやカードを決済端末にかざすだけで、スピーディーにお支払いが完了するのが特徴です。一方、quicpay+も同じくJCBが提供するサービスですが、こちらはより多くの種類のクレジットカードに対応しているのが大きな違いです。つまり、quicpay+は、quicpayの進化系、あるいはより広い範囲で利用できるように拡張されたサービスと言えます。

具体的に、quicpayで利用できるのは、主にJCBブランドのカードになります。ですが、quicpay+になると、JCBだけでなく、VisaやMastercardといった、より一般的な国際ブランドのクレジットカードも登録して利用できるようになります。これにより、普段お使いのカードがquicpay+に対応していれば、QUICPayでのお支払いの選択肢がぐっと広がるのです。

この違いをまとめると、以下のようになります。

  • quicpay: 主にJCBブランドのカードが利用可能。
  • quicpay+: JCBブランドに加え、VisaやMastercardなど、さらに多くの国際ブランドのカードが利用可能。

この利用できるカードの種類の違いこそが、quicpay と quicpay+ の最も重要な違い と言えるでしょう。

quicpay+ がさらに便利になった理由

quicpay+が登場した背景には、より多くのお客様にQUICPayの利便性を体験してほしいというJCBの思いがあります。これまでJCBカードをお持ちでなくても、VisaやMastercardといった、普段お使いのカードでQUICPayが利用できるようになれば、より多くの方がタッチ決済の便利さを享受できます。

この拡張により、例えば海外で発行されたVisaカードでも、日本国内のQUICPay加盟店で利用できる可能性が広がります。もちろん、カード発行会社や加盟店側の設定にもよりますが、国際的なカードブランドへの対応は、利用シーンを大きく広げる要素です。

quicpay+で利用できるカードの例は以下の通りです。

ブランド 利用可否(quicpay+)
JCB
Visa
Mastercard
American Express △(一部カードのみ)

「△(一部カードのみ)」とあるように、American Expressなどのブランドは、すべてのカードが対応しているわけではありません。この点も、quicpay と quicpay+ の違いを理解する上で押さえておきたいポイントです。

「+」が付くことの意味合い

「+」が付くということは、単に名前が変わっただけではありません。この「+」は、機能の拡張や、より多くの選択肢を提供できるようになったことを示唆しています。quicpay+は、quicpayの基本的な機能である「かざして支払う」という利便性はそのままに、対応カードの幅を広げることで、ユーザーにとっての使い勝手を向上させています。

例えば、quicpay+に対応したスマートフォンアプリ(例:おサイフケータイなど)に、お持ちのVisaカードを登録した場合、QUICPay加盟店でそのスマートフォンをかざすだけで、Visaカードでの支払いが可能になります。これは、物理的なカードを持ち歩く手間を省き、さらにカードの種類に縛られずにQUICPayを使えるという、大きなメリットと言えるでしょう。

quicpay+の主なメリットをまとめると、以下のようになります。

  1. より多くの国際ブランドのクレジットカードが利用できる。
  2. 普段使っているカードをQUICPayに登録できる可能性が高まる。
  3. カードの種類に縛られず、スピーディーな決済が可能になる。

これにより、ユーザーは自分のお気に入りのカードや、ポイント還元率の高いカードをQUICPayで利用する、といった賢い使い方ができるようになります。

利用できるお店での違いはある?

quicpayとquicpay+で、利用できるお店に大きな違いがあるわけではありません。どちらのサービスも、「QUICPay」のマークがあるお店であれば、原則として利用可能です。これは、どちらのサービスもJCBが提供する共通の決済システムを利用しているためです。

ただし、注意点として、一部の加盟店では、端末の都合などにより、特定のカードブランドのみの対応となっている場合があります。例えば、quicpay+でVisaカードを使おうとした際に、そのお店の端末がVisaブランドのQUICPayに未対応という可能性もゼロではありません。しかし、これは非常に稀なケースであり、ほとんどのお店では問題なく利用できます。

お店での利用に関するポイントは以下の通りです。

  • 基本的には同じお店で使える: QUICPayのマークがあればOK。
  • 一部例外も: ごく稀に、端末や設定により特定のブランドが使えない場合がある。

ですので、お店での利用に関しては、quicpay と quicpay+ の違いを過度に心配する必要はないでしょう。

スマートフォンの設定方法の違い

スマートフォンの設定方法においても、quicpay と quicpay+ の違いはほとんどありません。どちらも、お使いのスマートフォンの非接触決済機能(例:おサイフケータイやGoogle Pay、Apple Payなど)を通じて、クレジットカードを登録し、QUICPayとして利用します。

設定の手順としては、まず、お使いのスマートフォンにQUICPayアプリ、または各決済サービスアプリをインストールします。次に、アプリ内で「カードを追加」などのメニューを選択し、QUICPay+で利用したいクレジットカード情報を入力します。カード会社による本人確認が完了すれば、設定完了です。

設定の際に意識しておきたいことは、以下の点です。

  1. 利用するアプリ: おサイフケータイ、Google Pay、Apple Payなど、お使いのスマホに合わせて選択。
  2. カード情報の入力: カード番号、有効期限、セキュリティコードなどを正確に入力。
  3. 本人確認: カード会社からのSMSやアプリ内での認証を完了させる。

quicpay+の場合、VisaやMastercardといったカードも登録できるため、普段お使いのカードがQUICPayに対応しているか、事前にカード会社のウェブサイトなどで確認しておくとスムーズです。

ポイントやキャンペーンの違い

quicpay と quicpay+ で、ポイントやキャンペーンに直接的な違いがあるわけではありません。ポイントは、基本的に登録したクレジットカードのポイントプログラムに準じます。つまり、Visaカードをquicpay+に登録して支払った場合、そのVisaカードのポイントが付与される、ということです。

キャンペーンに関しては、JCBがquicpay全体を対象としたキャンペーンを実施することはありますが、quicpay+限定、あるいはquicpay限定といった明確な区別がなされることは少ないです。むしろ、quicpay+のように利用できるカードが増えることで、より多くの方々がキャンペーンの対象となりやすくなる、という側面もあります。

ポイントとキャンペーンに関する注意点をまとめると、以下のようになります。

  • ポイント: 登録したカードのポイントプログラムに準じる。
  • キャンペーン: quicpay全体を対象としたものが多い。quicpay+の利用で対象が広がることも。

したがって、ポイントを貯めたい場合は、quicpay+に登録するカードのポイント還元率をしっかり確認することが重要です。

quicpay と quicpay+ の違いについて、ご理解いただけましたでしょうか?基本的な機能は同じですが、対応するクレジットカードの種類が増えたのがquicpay+です。これで、より便利に、そして自分に合ったカードでお買い物を楽しめますね!

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